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くまもと9条の会は今年で7周年を迎えました
11月3日記念講演会に参加していただきありがとうございました

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 テーマ:原発と私たちは共存できるか
     憲法9条 ― いま、もっとも現実的な選択肢
 日時: 11月3日 14:00~16:30
 場所: くまもと森都心プラザ・プラザホール
      【熊本駅前 2011年10月オープン】

 講師: 小森 陽一さん(東京大学教授)

プロフィール

小森陽一(こもり・よういち)
1953年、東京生まれ。

北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。成城大学助教授を経て、現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。日本近代文学専攻。九条の会事務局長。
『漱石を読みなおす』(ちくま新書)、『村上春樹論』(平凡社新書)、『心脳コントロール社会』(ちくま新書)、『ことばの力 平和の力』(かもがわ出版)、『戦後日本は戦争してきた』(共著、角川Oneテーマ21)、『天皇の玉音放送』(朝日文庫)、『米原万里を語る』(共著、かもがわ出版)、『大人のための国語教科書―あの名作の“アブない”読み方!』(角川Oneテーマ21)、『漱石論―21世紀を生き抜くために』(岩波書店)、『記憶せよ、抗議せよ、そして、生き延びよ―小森陽一対談集』(シネ・フロント社)など著書多数。



ここが魅力!
小森陽一さんのお話し

原発と私たちは共存できるか
憲法9条-いま、もっとも現実的な選択肢

 小森陽一講演会の魅力を紹介します






 私たちは地震大国・日本に54基もの原発をいつの間にか容認していました。福島ばかりではなく日本全国に放射能汚染は広がり、命と健康を徐々にむしばんでいます。

 核兵器の原料となるプルトニウムは原発から生みだされます。原発も核兵器も、そもそも核戦略上、相互になくてはならないまさに一体のものとして拡大してきました。「どんな場合においても、人間の名において人間を殺してはならないということを宣言したのが日本国憲法九条です」(小森陽一著「ことばの力 平和の力」かもがわ出版より)とするなら、原発もまた、憲法九条と相容れない関係にあります。

 原発問題と憲法九条のつながりを読み解くことによって、日本の矛盾の全体像を浮かび上がらせ、そのなかで私たちの進むべき方向が見えてくるのではないでしょうか。

 「日本国憲法九条を守り抜き、改悪させないでその精神を日々行使し続けること」(同)をずっと呼びかけている小森陽一さんに、今回の講演のテーマである、私たちの「問い」をぶつけてみました。

 熱い心と緻密な論理で語る思想家・文学者である小森陽一さんが、どんな「答え」を聞かせて下さるか。元気がわき出るまたとない機会です。ぜひお聴き下さい。